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外国株式インデックス 長期チャートを見る方法
【相場雑感 2020/05】米株式市場は曇り空。一方その頃、新興国株は…
5月。ゆるめの相場雑感です。 ・S&P500(米株価)は、急落と半値戻しまでは早かったですが、以降、米株価は足踏みを続けています。上がりもせず、下がりもせず。 ・一方、EEM(新興国株価)の戻りは鈍い。犯人はたぶんブラジルです。 ブラジルではコロナ感染拡大が止まらず、医療崩壊間近だそうです。 ブラジル株価指数は回復の兆しなし。そしてブラジル通貨レアルは対ドルで下落を続けています。 その結果、EWZ(ブラジル株式ETF、ドルベース)は残念なことになっていますね。 ・そういえば、モデルナ社のワクチン開発が話題となっていますね。世の中にワクチンが出回るのは、早くても来年以降でしょうか…。アメリカとブラジル、両国の株価の開きが今後どうなるか、要注目ですね。 ・個人的には、「コロナがいつ収束するか」は予測不能なので、単純に割安な方に投資すればよいと考えています。したがって、ブラジルを含む新興国への投資を続ける予定です。今月の投資割合としては、アメリカ対新興国=1:1です。 ・気が早い人は、コロナ以降の市場を動かす材料として、米中摩擦から米大統領選への流れに注目する人もいますね。
新興国株式に投資する必要はない?~~米国株式との比較~~
セレクト・セクターSPDRファンドーーS&P500 部門別に投資するETF
今回は、セレクト・セクターSPDRファンドを紹介します。 セレクト・セクターSPDRファンドとは ・「SPDR(スパイダー)」はブランド名です。ステート・ストリート社が運用しています。 ・アメリカ株の産業別に投資するETF商品です。 ・S&P500を構成する500銘柄を、11部門に分けたものです。11部門のETFを時価総額に応じて合計すると、S&P500に等しくなります。 ・不動産、コミュニケーション以外の9部門は1998年12月に運用開始。 ・不動産部門は2015年10月開始。コミュニケーション部門は2018年6月開始。いずれもS&P500の部門分けが再編されたことに伴い、新設されたらしいですね。 過去5年の基準価額推移ランキングです。 情報は2020年5月現在。基準価額推移はTradingViewより。 経費率はいずれも0.13%。 セレクト・セクターSPDRファンド ティッカー 純資産総額 (100万ドル) 配当利回り (過去1年) 基準価額推移 (過去5年) 主な企業 テクノロジー Technology XLK 27,977 1.28% 120% マイクロソフト、 アップル、Visa 一般消費財 Consumer Cyclical XLY 11,637 1.44% 53% Amazon、ホームデポ、 マクドナルド ヘルスケア Healthcare XLV 24,940 1.60% 35% Johnson&Johnson 公益事業 Utilities XLU 11,582 3.55% 28% ネクステラ・エナジー 生活必需品 Consumer Defensive XLP 14,561 2.83% 18% P&G、ウォルマート、 コカ・コーラ 資本財 Industrials XLI 7,244 2.52% 12% ユニオン・パシフィック鉄道 金融 Financial XLF 16,748 2.75% 11% バークシャー・ハサウェイ、 JPモルガン 不動産 Real Estate XLRE 4,482 3.61% 11% アメリカン・タワー コミュニケーション・サービス Communication Services XL...
【VGSH、VGLT、EDV】米国債ETFの買い時を考える
米国債を購入する動機は、次のいずれかだと思います。 ① 売買差益(キャピタルゲイン)狙い 「突発的な株価下落に備えて、資産の一部を債券に振り向ける」という投資法ですね。 米国債ETF商品の年間の利回り(インカムゲイン)は、いずれも0~2%くらいで、低利回りです。しかし売買差益(キャピタルゲイン)狙いで保有する場合、低利回りはさほど気にする必要ないかもしれません。「売買差益」というか、正確にいえば「乗り換え差益」といった方が適切かもしれませんが…。株とか債券とか、その時々で有利な資産に乗り換えるという発想ですね。 ② 利回り(インカムゲイン)狙い 「資産クラスを頻繁に入れ替えないで、米国債を30年くらい保有する」という投資法の人は、「乗り換え差益」ではなく、年間の利回り(インカムゲイン)を重視するのでしょうね。この場合、売買のしやすさが特徴のETFを通じてではなく、米国債を直接保有する人が多いのかもしれません。「米国債を直接保有する場合、満期までの利回りが確定してるから安心だ」という発想ですね。 この記事では、①の立場から、米国債の売買タイミングについて考えてみました。
国民年金で元を取るためには○年必要
日本の年金には2つの側面があります。 ①賦課方式――現役世代は高齢世代を支える義務があるので、年金を支払わなければならない。 ②積み立て方式――自分の老後のために年金を積み立てる。 日本の年金は、建て前としては賦課方式をうたっていますが、実態としては積み立て方式の側面があります。というのも、若いときに支払った年金額に応じて、将来的に受け取れる年金額が変動するためです。この仕組みは、積み立て方式を部分的に採り入れているといえますね。 賦課方式という建前を素直に信じることができる人は、チャリティ精神にあふれた人徳者です。どうぞ、これからも支払い続けてください。 一方、積み立て方式の観点から見ると、年金は極めて利率の悪い金融商品です。単純に利回りで考えるなら、年金以外の方法で運用したほうがはるかにお得です。
フリーターが失業理由で国民年金を全額免除する方法――離職票を発行してもらえない場合、どうすればいい?
社会保険に加入している正社員であれば、強制的に厚生年金を給料から差し引かれます。しかし、フリーターや無職が加入する国民年金であれば、支払いを免除できます。 この記事では、特にこんな人を対象としています。 ・フリーターである。 ・もうすぐバイトを辞めるが、勤め先が「離職票」を発行してくれない。 ・勤め先で社会保険に加入していなかった(国民年金に加入していた)。 失業理由で年金免除を申請するとき、「離職票」が必要です。しかし、ファーストフードやコンビニなど、学生や外国人バイトが多く、人の入れ替わりが激しいところは、労務管理も適当です。たとえば勤め先の店長に「離職票」を発行してほしい旨を伝えても、店長から本社社員へ、そして担当部署へきちんと伝わることは望み薄です。たぶん放置される可能性が高いでしょう(実体験)。 そんなわけで今回は、国民年金を免除する方法を紹介します。また勤め先から「離職票」を発行してもらえない場合の対策について、まとめてみました。 そして記事の最後に、 年収400万円の人が国民年金を全額免除する裏技 を紹介します。べつに違法行為を紹介するわけではありませんよッ。あくまで節税術です(^^;
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