2022年のビットコイン投資戦略
ビットコインは2021年末に10万ドル到達する予定だったけど、10万ドル到達する前にとうとう2022年を迎えてしまいました。暴落でも爆上げでもない、何とも煮え切らない相場が続いていますね。
管理人としては、「2021年末」と「10万ドル到達」の2つの条件をクリアすれば自信を持って売却するつもりでした。が、今ひとつビットコイン価格が伸び悩むなか、「2021年末」の条件のみ満たしたので、投資戦略について再検討してみます。
結論から言えば、今年の私的ビットコイン戦略はシンプルに次の2点です。
・10万ドルに到達で売却を準備。
・3.2万ドルに下落で買い増し。
2021年、ビットコイン価格は最高6万ドルまで上昇しました。ビットコイン信者の我々からすれば、ショボすぎます。わずかこれだけの上昇で4年に1度の半減期バブルがすでに終了したのであれば、今回のバブルは余りにもショボすぎるし、かといって「今回の半減期バブルは半年後(2022年半ば)にずれ込んでいる」説に固執すると、バブル崩壊に気づかず含み損が膨らむおそれがあります。
将来のことなど誰にも分からないけど、私なりに最高のパターンと最悪のパターンを想定してみました。
最高のパターンとは言わずもがな、10万ドル到達です。
そして最悪のパターンとは、ビットコインバブルがすでに終了しており、史上最高値の6万ドル台に今後2度と戻らないケースです。いつか助かると信じてホールドするうちに含み損が膨らみ続け、2度と救出されない…最悪のシナリオですね(笑)
最高と最悪のシナリオ、どちらが実現するか分からないけど、どちらにも共通していえることは「ビットコインはボラティリティ(変動幅)が激しい」ということですね。最悪のパターンとはすなわち、「チャートの激しいギザギザを均すと右肩下がり」、つまり「トレンドラインは右肩下がりだが、変動幅が激しく上下にブレる」ってことですね。私は最悪のシナリオに備えて、ボラの激しさを利用したうねりどり狙いに切り替える準備をしています。
仮にすでに最悪のパターンに入っているとして、どこまで下がるか不明だけど、2018年(ビットコイン悪夢の年)のチャートが参考になりそうです。
こちらは2022年初現在のビットコイン週足チャートです。
下図で2018年週足チャートを拡大してみると、25日移動平均線(オレンジの線)を下回り続けていますね。2018年に1年間下落し続けた後、年末から翌2019年にかけて、5か月近く横ばいとなっています。結果的に、ここが底値でした。
以上を参考に、チャートにお絵かきしてみます。あくまで最悪のシナリオ(下落トレンド、かつ6万ドル台に2度と戻らない、かつボラ高い)です。
ビットコインに40万円投入済みの私はまず、直近安値の3.2万ドル辺りで追加購入するつもりです。
私のナンピン資金は40万円。2分割して20万円ずつ購入できるように準備しています。
3.2万ドルに下落でナンピン1発目20万円分を購入後、次の2つのプランを用意しています。
①ナンピン1発目の後に上昇の場合、追加購入分に関しては、6万ドル復帰を期待せずに早めに売却。週足チャート25日線(オレンジの線。4~5万ドル辺りか?)に触れたところまで反発上昇したタイミングで売却体勢に入る。このとき保有ビットコインを全売却するかどうかはともかく、PF全体に対するビットコインの保有率が高過ぎるので、保有率を引き下げるため。この場合、こまめな売り買いすることになりそう。そもそもビットコイン価格など予測できるわけないので、短期でガチャガチャ動かしたくないのが本音だけど、致し方ない。ビットコイン(投資対象)の価格予想というより、私自身のPFにおけるリスク許容度の問題といえる。
②ナンピン1発目の後にさらに下落の場合、どこまで下がるか不明なので、下落するチャートを日々、眺め続ける。その後2~3ヶ月間、横ばいが続いたらいったん底値と判断し、ナンピン2発目、20万円分を追加購入。その後、ボラが消失することはないはずなので、何%上昇か不明だが上振れ時を狙っての売却となる。この場合、損失を最小化するための投資となるかも。
2手先、3手先は今後の展開次第でもちろん変わりうるけど、とりあえず次の打つ手として、「10万ドル到達で売却を準備。3.2万ドルに下落で買い増し」というプランでいきます。
ちなみに私の総資産は380万円。ビットコインに今のところ40万円投入済みです。下落時の追加購入の資金として新たに40万円を準備しています。それ以上の保有はリスキーかな、と。石橋を叩いて大儲けするために考えに考え抜いた私のプランが失敗する可能性もあるためです。「一つのアイデアに全ベットしない(今回でいえばビットコインが爆上げする説に全ベットしない)」は投資の鉄則らしいので…。もちろん素直にビットコインが爆上げしてくれれば、こんなにゴチャゴチャ悩まずに済むのだけどね。
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