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ビットコインの売買法ーーリバランス戦略か、それともピラミッディング戦略か?丁半ギャンブルも100回試行すると期待値プラスに収束する?

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相変わらずビットコインが絶賛バブル中ですね。 私は今年末にビットコイン10万ドル到達説の信者ですが、全財産をビットコインで保有するのは怖い。なので、ポートフォリオの約5%くらいでビットコインを購入しています。 バフェット太郎などのカリスマ的な人々が「ビットコインはポートフォリオの1~3%くらいを目安に購入しよう」と言っていたので私は真似してるだけなのですが(笑)、ビットコインの割合を3%以内にするか5%以内にするかは誤差の範囲内として、この戦略にも問題点があります。それは・・・ ビットコイン購入後に値上がりすると、ポートフォリオに占めるビットコインの割合が大きくなる! ということです。 私の場合、去年末にビットコインを15万円購入し、現在30万円到達間近。約2倍になりました。自慢できるほど大きな金額ではないですが・・・。 それに伴い、ポートフォリオに占めるビットコインの割合が12%に膨れ上がってるんですね(嬉しい悲鳴)。 さて、ここで2つの選択肢があります。 選択肢①リバランス 当初の予定を頑なに守って、ポートフォリオ全体に占めるビットコインの割合を5~10%に減らす。10%を越えた分は利確する。 選択肢②ピラミッディング ビットコインが過去数ヶ月絶好調なので、このトレンドに乗っかるため、さらなる買い増しを行う。いわゆる順張り投資。 どちらの戦略にも一理あると思います。ピラミッディング戦略では、ポートフォリオに占めるビットコインのウェイトがさらに増加するので、万が一ビットコインのバブル崩壊から逃げ遅れた場合、ダメージをまともに食らいます。 一方、リバランス戦略とは、「短期的な相場の動きなど予測できない」という前提のもと、暴騰時であれ暴落時であれ当初に決めたポートフォリオを頑なに守り続けることで安定した成績を目指す戦略のことです。 私は2つの戦略の中間辺りをキープするようにしてます。要するに、若干ビットコインを買い増しました。なぜなら、期待値で考えるとプラスとなるためです。 というのも、超ざっくり見積もると、今年末にビットコインは現在価格から2倍になるか半分になるかです。 何度でも言いますが、私はビットコイン10万ドル説の信者です。今年中に12万ドルくらいは軽く行くでしょう。2021年4月現在、1ビットコインは6万ドルなので、今から2倍の12万ドルになると私は信じてい...

ペニー株は指値売りと逆指値売り、いずれが有利か?

今回はいつにもまして間口の狭い記事です。べつに読まなくていいです…。 2020年4月初現在、KOPN、MARAなどの中小ハイグロ株やペニー株は上がりきらず下がりきらず、その結果、スイングトレードに有利な相場環境になっているようです。 スイングならば値幅を自分であらかじめ予測したうえでトレードすることになるので、必然的に「指値買い→指値売り」となりそうです。 というわけで、逆指値売り戦略と指値売り戦略について、つらつらまとめてみました。 ①逆指値売り戦略 安値で仕込んで噴火を待つ場合、予測に反した下落時に逃げられるように逆指値売りは必須。株価上昇に合わせて逆指値売り価格を上げることによって、リスク管理しつつ、株価上昇をどこまでも追尾できる。 ②指値売り戦略 自分でチャートから値幅を予測して、「安値で指値買い→高値で指値売り」する場合(いわゆるスイング)、予測に反した下落時にナンピンで手当てするための現金余力が必要。そしてさらに下落が続くなら、損切りもやむを得ない。よって大量買いは禁物。 これはリスク管理の話で、逆指値売り戦略では逆指値売り自体が急激な下落に対するリスク管理となります。一方、指値売り戦略では、別の方法でリスク管理する必要があるってことですね。 また逆指値売りだと予期せぬ株価暴騰にどこまでもついていくことができますが、指値売りだと利確後の暴騰を指を加えて見る羽目になります。 こう書くと、なんだか逆指値売りはいいことずくめのようですが、実際はなかなか上手くいきません。タイトな逆指値売り設定だと(現在株価マイナス5%くらい)、上昇トレンドにおける一時的な下振れで振り落とされるし、ルーズな逆指値売り設定だと(現在株価マイナス30%くらい)、あくまで万が一のためのリスクヘッジのつもりであってまさか刺さる訳ないとタカをくくっていたら本当に刺さってしまい、結構な損失を食らったりします。とくにKOPNなどボラの激しい銘柄の場合は、数日で30%動くことは普通にありますからね。 そもそも私の愛用しているSBI証券の米国株で指値と逆指値を同時に注文できるなら、こんなことで悩む必要ないんですけどね。ではまた。 (2021/04/11 誤記修正)

3種のギャンブルを組み合わせるという投資戦略

 「現代ポートフォリオ理論」には難しい数式とか出てきて私もあまり理解できていませんが、要するに分散投資するときに相関性の低い投資先を組み合わせることで、全体として低リスク・高リターンな運用を目指すということなのだと思います。 小難しい理論を振りかざす人が必ずしも相場で儲けられるとは思いませんが、とりわけこの理論を実地に活かす際にネックとなるのが ボラティリティはボラタイルである ということです。 たとえば新興国株は高リスク高リターンで、先進国株は低リスク低リターンだとされているけど、今後もこの傾向が未来永劫続くとは限らず、この傾向がいつ転換するかをリアルタイムで相場に参加しつつ見極めるのは難しいはずです。我々が目にするボラティリティは常に過去の数値であるわけで、今後もこのボラティリティが不変であるとは限らないということです。 ただし肌感覚として、「相関性の低い投資先を組み合わせることで日々のボラティリティを下げる」という戦略の有効性は実感しています。管理人的に言い換えれば、性質の異なった3種のギャンブルを同時進行させるということですね。2021年2月現在、具体的には①石油株、②ハイテクグロース株、③その他雑多なペニー株やビットコインなどです。 まず①石油株について、今でこそ機関投資家のレポートにおいて「今年はエネルギーセクターが復活する!」などと言われていますが、2020年11月以前に石油株の購入を進めていた管理人としては「いつか必ずワクチン報道が出るはず。ワクチン完成のニュースさえ報道されれば、石油株は上がるはず。ワクチン報道さえ…」という祈りにも似た思惑で、暴騰するハイテク株を尻目に見つつ、ジリ貧の石油株をナンピン買いし続けていました(正直言うと、一部ハイテク株に乗り換えましたが…)。 結果的に11月上旬のワクチン報道後、私の思惑通り石油株が上昇したわけですが、「ワクチン報道」にベットしていたという意味で、石油株は勝ち目の高いギャンブルだったと思います。コロナ収束が見えつつある今は徐々にギャンブル要素が薄まりつつあり、それに伴って今後の期待リターンも徐々に下がりつつある気がしますが、石油株価がコロナ前に戻るまでは保有継続する予定です。 私の場合、主力の石油株がポートフォリオの3~4割くらいを占めます。これと組み合わせるのは②ハイテクグロース株です。具体的...

投資リターンの目安は年利20% 、またはS&P500越え

投資するとき、1年間の目標リターンを決めておきたいですよね。 投資リターンは年利何%を目指すべきでしょうか? 長期目線でインデックス投資信託をやってる人と、2~3年くらいの目線で個別株をやってる人とでは、目標リターンも自ずと変わってくると思います。 インデックス投資信託は老後資産を形成することが目的であり、低リスク低リターンの運用を目指します(およそ年利5~10%くらいでしょうか)。 一方、個別株は高リスク高リターンですね。年利100%以上(資産額にして2倍以上)を実現している人も珍しくない半面、大きな損失を出している人も多いでしょう。 どちらも一長一短ありますが、管理人としては、次の2点を投資リターンの目標としています。 ・年利20% ・S&P500越え 年利20%を毎年継続できれば、10年後には複利効果でけっこうなリターンとなります。もし100万円でスタートしたとすれば、10年後には516万円となりますね。 複利20%/年 資金 利息 1年目 100万円 20万円 2年目 120万円 24万円 3年目 144万円 29万円 4年目 173万円 34万円 5年目 207万円 42万円 6年目 249万円 50万円 7年目 299万円 59万円 8年目 358万円 72万円 9年目 430万円 86万円 10年目 516万円 103万円 もちろん上記の計算は皮算用に過ぎません。 投資の天才ウォーレン・バフェットが毎年20%を達成して伝説となったわけですが、凡人の私にはまず無理だと思っています。 あくまで目安として、年利20%を達成できれば御の字だと考えています。それ以上のリターンは目指していません。 最近の管理人は、今をときめくテスラやクリエネETFのバブルになんとか乗れていますが、どうしても個別株やテーマ型ETFに手を出すと欲に目がくらんでしまい、いつか必ず訪れる暴落に対して無防備になってしまいがちです。なので自らに対する戒めとして、年利20%以上はとれればラッキーくらいに考えています。 2020年は相場環境が良かったので、どの株を買ってもリターンは得られたと思いますが、相場環境が悪い時期であれば、よほどリスクを取らないと、年利20%は難しいでしょう。 そこでもう一つの目安として、 S&P500越え を目標に挙げています。 もし、...

投機筋のおもちゃ銘柄投資法――ギャンブル系グロース株で堅実に運用する方法をシミュレーションしてみた

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今回はグロース株投資についてシミュレーションしてみました。 「グロース株」と呼んでも「キラキラ株」と呼んでもかまいませんが、GAFAなど輝く未来を作りだしそうな成長銘柄は、たぶん「株価が上昇すると、さらに買い増す」という発想をすべきなのだと思います。 「株価が上昇すると売却する」という割安株投資と真逆の発想ですね。 グロース株、とくにテスラやネットフリックスなどは、大きく上昇・下落しやすく、半ば投機筋のおもちゃ銘柄と化している感じがします。 たとえば社長の失言で株価が下がったり、「もうすぐS&P500に採用されそう」という噂で株価が上がったり、業績とはあまり関係ないところで株価が大きく上下する印象があるためです。 もちろん3年以上の長期目線でみると、すでに高い株価に業績の成長が追いついてくるのかもしれません。が、今回は短期目線で考えてみます。 こういった値動きの激しいおもちゃ銘柄に短期目線で投資する場合、以下の表で示すパターンCのように、予測される値幅の前半部分(予測される値幅の下半分)に分割投資する方法が、低リスクかつ高リターンだと思われます。 値動き激しい系グロース株で、堅実に運用するためのシミュレーション こちらのシミュレーションでは、デイトレーダーとまではいわずとも、日曜トレーダーくらいの短期的な頻度で売買する場合を想定しています。「少しでも株価が下がりはじめたら、しばらく下がり続けるので、すぐ逃げる」的な発想に基づき、損切りラインは買付スタート時株価の-5%に設定しています。そして株価上昇に合わせて、売却ラインもタイトに上昇させています。 投資予算は100万円で計算しています。 400ドルから買付スタートした場合の利益比較、予算100万円 株価 400 420 440 460 480 500 520 540 560 580 売却ライン 380 400 420 440 460 480 500 520 540 560 パターンA 初期に100万円一括投資 投資合計金額 100万円 平均購入株価 400 売却時の利益率 -5% 0 5%...

3つの投資法――つみたて、順張り、逆張り

世の中には様々な投資法がありますが、どの投資法が最も低リスクで高リターンなのか。最近そんなことばかり考えています。 投資法は数あれど、つみたて、順張り、逆張り、この三つに収束するような気がします。 で、私自身はこの三つのうちどのタイプの投資法を採用しているのか、自分でもよく分かっていませんが、強いていえば資金管理にこだわる投資家なのかもしれない、そう思うようになってきました。 裏返していえば、銘柄分析や相場予測はもちろん行うけど、あまり重視していないってことです。「どれだけ緻密に予測したところで、どうせ外れる」って心のどこかで思っている。 もちろん会社の決算書に目を通したり、株価チャートに線を引くことも大事かもしれませんが、そんなことより一番エネルギーを注ぐべきところは、自分の投資資金を厳密に管理することであり、資金管理さえきちんとできていれば、結果的に低リスク高リターンに近づくはず…と私は考えているらしい。 というのも、「移動平均線でゴールデンクロス出現や!買いのシグナルや!」などといったチャート分析はどうもうさん臭くて、まともに取り合う気になれない。 また、「決算書から読みとれる営業収益に比べて現在の株価は割安だ」などと業績を読み解く能力は私にはありません。というか自分で決算書を分析しなくても、ネット全盛のこのご時世、ほかのブロガーさんが分析してくれてますし(^^) こんなこと言っていいのか分からないけど、私は米国株を購入するとき、その会社が「良さそうか、悪そうか」くらいしか考えてません。 パワプロでいう絶好調マークがついてるか、絶不調マークがついてるか、それくらいしか分からない。 …というのはさすがに言い過ぎかもしれませんが、他にチェックするところはせいぜい、その会社が「大きいか、小さいか」、「老舗タイプか、未来を担うタイプか」くらい。 ちょっと調べてみて、もし悪そうな会社だったら、その銘柄は買わない。でも大体、その銘柄を調べている時点で、その会社はすでにいい所があるから世間で話題となって私の耳に入ってくるわけで、たいていは「良さそう」な会社だと判断することになります。 自分が買おうとしている銘柄が、つみたて、順張り、逆張りのどのタイプか。ここで私は全力で悩みます。 たとえばGAFAな...

【投資プラン】 変動つみたて制のすすめ

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今回は、変動つみたて制という投資法を紹介します。

【株価を自動取得】googleスプレッドシートでポートフォリオを管理する方法

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今回は、googleスプレッドシートでポートフォリオを管理する方法を紹介します。 googleスプレッドシートでは、関数を入力すると、自動で株価を取得できます。さらにこんな円グラフがつくれちゃいます。
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