【CCJ/UEC】ウラン銘柄に投資する方法
原油が高騰し続けていますね。これから脱石油で原発回帰が進むなら、ウランが有望かもしれません。ウランは原発の燃料となるためです。そこで今回はウラン価格に投資する方法をまとめてみました。
ウラン関連銘柄
結論からいえば、私のような素人がウラン先物を売買するのは難しいらしく、手軽な投資先として、【CCJ カメコ】【UEC ウラニウム・エナジー】などウラン採掘企業が候補となりそうです。
- CCJ カメコ
世界最大手のウラン鉱山会社。本社はカナダ。世界のウラン供給量の15%を占める。時価総額100億ドルで中型株。
- UEC ウラニウム・エナジー
ウラン探査・採掘会社。時価総額10億ドル、株価10ドル以下で、若干ペニー株の危険な香りが漂う。
株価チャート
ウラン価格、CCJ カメコ、UEC ウラニウム・エナジーの株価チャートを比べてみます。
ウラン株は、ウラン価格より値動きが激しいです。金鉱株がゴールド価格に対してレバレッジが効いているのと同じですね。
こちらはウラン価格の長期チャートです。
ウラン価格は、2011.3.11原発事故の急落後、長期下落トレンドが続いていましたが、21年秋以降は高騰気味ですね。カナダのファンドによるウラン買い占めが直接の原因であり、加えてエネルギー高騰も背景にあるそうです。石油高騰がいったん落ち着いたら、長期目線で買っても良いかもしれません。もちろん相場環境が悪化すれば大きく下落するけど、拾い時ともいえます。
§参考:日経新聞より
ウラン株の買い時を考える
2022年3月現在、ウラン株は高騰しています。短期要因と長期要因が重なって、私には買われすぎに見えます。
短期要因:石油高騰でウランも連れ高
長期要因:脱石油で原発回帰ならウラン高騰
というわけで、個人的メモとして、いくつかのポイントをまとめておきます。
- 今は一時的に買われすぎなので、買い時ではないかも。
- ウラン株はGAFAMやSP500とは異なった値動きをする。主力ではなく、一匙のスパイスとして保有するなら(PFの5~10%くらい)、投資先の分散効果によって、PF全体の値動きが安定しそう。
- 2022年、米国株の相場環境はあまりよろしくないとの説が濃厚。今すぐ積極的に買わなくても、相場調整で値ごろ感が出れば購入を検討するかもね。
- 短期ギャンブルなら、CCJを20ドル以下で購入。買い付け余力さえ確保できていれば、今年は「短期でも長期でも」、つまり「短期目線で入り、長期への切り替え」、つまり「短期上昇を期待して買ったのに、下落したのでナンピン買い」はアリだと思っている。逆にいえば、長期で値上がりを期待できない銘柄はリスキー過ぎて保有したくない。その点、ウラン銘柄は今のところ長期で期待できそう。短期とは数週間、長期とは今後1年のことです。
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