【XLU/ICLN】米大統領選とクリーンエネルギー、公益事業セクター 10月 30, 2020 2020年11月3日はいよいよ大統領選ですね。 今回はバイデン銘柄として、XLU/ICLNの2つのETFを採り上げてみます。いずれもクリーンエネルギー関連のETFです。 また、大統領選の結果に合わせて、今後2~3年の投資行動をどのように立てればいいのか、見通しをまとめてみました。 続きを読む
【QQQ】ナスダック100に連動するETF 10月 03, 2020 2020年コロナショック以降、ナスダック100の高パフォーマンスが注目を集めていますね。 今回は、QQQを紹介します。 QQQとは、ナスダック100に連動するETFです。 続きを読む
長短金利差(イールドカーブ)と米株価の相関性 3月 26, 2021 最初に断っておくと、難しいことは私には分かりません。長短金利差(イールドカーブ)が株価に与える影響をどれほど信頼していいのかも分かりません。 ただ、投資をするうえで予測は必須で、しかし今後1年の相場があまりにも予測不能なので、藁にもすがる思いで過去のチャートを私は眺めているだけです。 というわけで、今回は長短金利差と株価の相関性を調べてみました。 続きを読む
セレクト・セクターSPDRファンドーーS&P500 部門別に投資するETF 5月 11, 2020 今回は、セレクト・セクターSPDRファンドを紹介します。 セレクト・セクターSPDRファンドとは ・「SPDR(スパイダー)」はブランド名です。ステート・ストリート社が運用しています。 ・アメリカ株の産業別に投資するETF商品です。 ・S&P500を構成する500銘柄を、11部門に分けたものです。11部門のETFを時価総額に応じて合計すると、S&P500に等しくなります。 ・不動産、コミュニケーション以外の9部門は1998年12月に運用開始。 ・不動産部門は2015年10月開始。コミュニケーション部門は2018年6月開始。いずれもS&P500の部門分けが再編されたことに伴い、新設されたらしいですね。 過去5年の基準価額推移ランキングです。 情報は2020年5月現在。基準価額推移はTradingViewより。 経費率はいずれも0.13%。 セレクト・セクターSPDRファンド ティッカー 純資産総額 (100万ドル) 配当利回り (過去1年) 基準価額推移 (過去5年) 主な企業 テクノロジー Technology XLK 27,977 1.28% 120% マイクロソフト、 アップル、Visa 一般消費財 Consumer Cyclical XLY 11,637 1.44% 53% Amazon、ホームデポ、 マクドナルド ヘルスケア Healthcare XLV 24,940 1.60% 35% Johnson&Johnson 公益事業 Utilities XLU 11,582 3.55% 28% ネクステラ・エナジー 生活必需品 Consumer Defensive XLP 14,561 2.83% 18% P&G、ウォルマート、 コカ・コーラ 資本財 Industrials XLI 7,244 2.52% 12% ユニオン・パシフィック鉄道 金融 Financial XLF 16,748 2.75% 11% バークシャー・ハサウェイ、 JPモルガン 不動産 Real Estate XLRE 4,482 3.61% 11% アメリカン・タワー コミュニケーション・サービス Communication Services XL 続きを読む
新興国株式に投資する必要はない?~~米国株式との比較~~ 4月 27, 2020 投資信託の場合、最適な運用方針は、人によって異なります。 そのため、「新興国株式に投資すべきか」を検討するためには、まず年齢や投資目的をはっきりさせる必要があります。 続きを読む
【相場雑感 2020/05】米株式市場は曇り空。一方その頃、新興国株は… 5月 20, 2020 5月。ゆるめの相場雑感です。 ・S&P500(米株価)は、急落と半値戻しまでは早かったですが、以降、米株価は足踏みを続けています。上がりもせず、下がりもせず。 ・一方、EEM(新興国株価)の戻りは鈍い。犯人はたぶんブラジルです。 ブラジルではコロナ感染拡大が止まらず、医療崩壊間近だそうです。 ブラジル株価指数は回復の兆しなし。そしてブラジル通貨レアルは対ドルで下落を続けています。 その結果、EWZ(ブラジル株式ETF、ドルベース)は残念なことになっていますね。 ・そういえば、モデルナ社のワクチン開発が話題となっていますね。世の中にワクチンが出回るのは、早くても来年以降でしょうか…。アメリカとブラジル、両国の株価の開きが今後どうなるか、要注目ですね。 ・個人的には、「コロナがいつ収束するか」は予測不能なので、単純に割安な方に投資すればよいと考えています。したがって、ブラジルを含む新興国への投資を続ける予定です。今月の投資割合としては、アメリカ対新興国=1:1です。 ・気が早い人は、コロナ以降の市場を動かす材料として、米中摩擦から米大統領選への流れに注目する人もいますね。 続きを読む
外国株式インデックス 長期チャートを見る方法 4月 23, 2020 外国株式インデックス・ファンドの購入を検討するとき、過去の価格チャートは要チェックですよね。 でも、証券会社のwebサイトでは、長期チャートを見れません。 たとえば「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、2018年スタートの投資信託で歴史が浅いため、過去の株価を確認できません。 そんなわけで今回は、外国株式インデックスについて、過去のチャートを見る方法を紹介します。 この記事では、三菱UFJ国際投信が販売する「eMAXIS Slim」シリーズを例に挙げますが、楽天やSBI証券など競合他社が販売する商品の場合も、考え方は同じです。 続きを読む
3種のギャンブルを組み合わせるという投資戦略 2月 23, 2021 「現代ポートフォリオ理論」には難しい数式とか出てきて私もあまり理解できていませんが、要するに分散投資するときに相関性の低い投資先を組み合わせることで、全体として低リスク・高リターンな運用を目指すということなのだと思います。 小難しい理論を振りかざす人が必ずしも相場で儲けられるとは思いませんが、とりわけこの理論を実地に活かす際にネックとなるのが ボラティリティはボラタイルである ということです。 たとえば新興国株は高リスク高リターンで、先進国株は低リスク低リターンだとされているけど、今後もこの傾向が未来永劫続くとは限らず、この傾向がいつ転換するかをリアルタイムで相場に参加しつつ見極めるのは難しいはずです。我々が目にするボラティリティは常に過去の数値であるわけで、今後もこのボラティリティが不変であるとは限らないということです。 ただし肌感覚として、「相関性の低い投資先を組み合わせることで日々のボラティリティを下げる」という戦略の有効性は実感しています。管理人的に言い換えれば、性質の異なった3種のギャンブルを同時進行させるということですね。2021年2月現在、具体的には①石油株、②ハイテクグロース株、③その他雑多なペニー株やビットコインなどです。 まず①石油株について、今でこそ機関投資家のレポートにおいて「今年はエネルギーセクターが復活する!」などと言われていますが、2020年11月以前に石油株の購入を進めていた管理人としては「いつか必ずワクチン報道が出るはず。ワクチン完成のニュースさえ報道されれば、石油株は上がるはず。ワクチン報道さえ…」という祈りにも似た思惑で、暴騰するハイテク株を尻目に見つつ、ジリ貧の石油株をナンピン買いし続けていました(正直言うと、一部ハイテク株に乗り換えましたが…)。 結果的に11月上旬のワクチン報道後、私の思惑通り石油株が上昇したわけですが、「ワクチン報道」にベットしていたという意味で、石油株は勝ち目の高いギャンブルだったと思います。コロナ収束が見えつつある今は徐々にギャンブル要素が薄まりつつあり、それに伴って今後の期待リターンも徐々に下がりつつある気がしますが、石油株価がコロナ前に戻るまでは保有継続する予定です。 私の場合、主力の石油株がポートフォリオの3~4割くらいを占めます。これと組み合わせるのは②ハイテクグロース株です。具体的にはGA 続きを読む
ペニー株は指値売りと逆指値売り、いずれが有利か? 4月 09, 2021 今回はいつにもまして間口の狭い記事です。べつに読まなくていいです…。 2020年4月初現在、KOPN、MARAなどの中小ハイグロ株やペニー株は上がりきらず下がりきらず、その結果、スイングトレードに有利な相場環境になっているようです。 スイングならば値幅を自分であらかじめ予測したうえでトレードすることになるので、必然的に「指値買い→指値売り」となりそうです。 というわけで、逆指値売り戦略と指値売り戦略について、つらつらまとめてみました。 ①逆指値売り戦略 安値で仕込んで噴火を待つ場合、予測に反した下落時に逃げられるように逆指値売りは必須。株価上昇に合わせて逆指値売り価格を上げることによって、リスク管理しつつ、株価上昇をどこまでも追尾できる。 ②指値売り戦略 自分でチャートから値幅を予測して、「安値で指値買い→高値で指値売り」する場合(いわゆるスイング)、予測に反した下落時にナンピンで手当てするための現金余力が必要。そしてさらに下落が続くなら、損切りもやむを得ない。よって大量買いは禁物。 これはリスク管理の話で、逆指値売り戦略では逆指値売り自体が急激な下落に対するリスク管理となります。一方、指値売り戦略では、別の方法でリスク管理する必要があるってことですね。 また逆指値売りだと予期せぬ株価暴騰にどこまでもついていくことができますが、指値売りだと利確後の暴騰を指を加えて見る羽目になります。 こう書くと、なんだか逆指値売りはいいことずくめのようですが、実際はなかなか上手くいきません。タイトな逆指値売り設定だと(現在株価マイナス5%くらい)、上昇トレンドにおける一時的な下振れで振り落とされるし、ルーズな逆指値売り設定だと(現在株価マイナス30%くらい)、あくまで万が一のためのリスクヘッジのつもりであってまさか刺さる訳ないとタカをくくっていたら本当に刺さってしまい、結構な損失を食らったりします。とくにKOPNなどボラの激しい銘柄の場合は、数日で30%動くことは普通にありますからね。 そもそも私の愛用しているSBI証券の米国株で指値と逆指値を同時に注文できるなら、こんなことで悩む必要ないんですけどね。ではまた。 (2021/04/11 誤記修正) 続きを読む
【投資日記 2022/12】今年1年を振り返る、現在のポートフォリオ、来年は円安だけは来ないよね? 12月 19, 2022 年末なので、今年1年の投資記録をまとめておきます。 ● 2022年末現在、私の運用資金は276万円です。 入金額は230万円。 通算リターンは46万円。プラス20%のリターンですね。 投資資金とは別に、銀行預金が120万円くらいです。いわゆる生活防衛資金というヤツですね。 私の全財産を合計すると約400万円です。 今年1年、結構労働したのに、お金があまり増えていません。投資成績が芳しくなかったためです(泣) 前年末は、投資による通算リターンが84万円(リターン40%)でした。 よって、今年は40万円ほど投資で損した計算になります。 すべての原因はビットコインが下がり続けているせいです。トホホ…。 ちなみに私の投資歴は3年です。 この3年をざっくり振り返ると、石油株で儲けて、ビットコインで損しました(以上です)。 ● こちらは現在のポートフォリオです。 こちらは運用成績です。 合計 評価額 (円) 合計損益 (現金を含む) 現金 (円換算) 投入金額 (円) 評価損益 2418410 20% 342100 3001572 -19% 外国株 銘柄 評価額 (円) 現在の株価 (ドル、 1570・2842は円) 取得時の平均株価 (ドル、 1570・2842は円) 保有数 取得金額 (ドル) 評価損益 DIS ディズニー 73600 90.1 150.75 6 905 -40% 1570 日経レバ2倍 583170 13885.0 15392 42 -10% 2842(NAS100インバ) 195240 32540.0 30901 6 5% BTC ビットコイン 271000 16770.9 35500 0.11871 4214 -46% MARA(BTC)マラソン③ 145200 3.9 15.92 275 4378 -76% IAU ゴールドETF 647900 34.0 34.07 140 4770 0% EDV 米長期債 502900 92.4 93.77 40 3751 -2% 現金(買付余力) 342100 ※ ・評価損益は、現在保有中の株式の含み損益のこと。投入金額(株式購入金額)に対するリターンを表す。 ・合計損益は、売却済みの株式(現金化したもの)を計算に入れている。投資資金230万円に対するリターンを表す。 ● さて、BTC(ビットコイン)の含み益が- 続きを読む