ビットコイン相場雑感 2021年1月

  • B!

ビットコインの勢いがとまりませんね。

2021年1月9日現在、ビットコイン価格は4万ドルに到達しています。

管理人の戦略

管理人は世間でビットコインバブルが騒がれ始めた2019年末に飛びつき、ポートフォリオの10%分を取り急ぎ購入。
平均購入レートは、1BTC=32800ドル(340万円)です。

現在の含み益は24%。
とりあえずポートフォリオの10%分を購入できたので、あとは一時的な調整時に追加でスポット購入できれば、といったところです。

売却目途は、2021年末、または10万ドルに到達した辺りで考えています。
ビットコイン価格が10万ドルに到達するというのは、かなり楽観的な見通しだと自分でも思いますが、到達しなくても2021年末頃に売るのが吉かなと考えています。もし年末を待たずに10万ドルに到達したら、すぐ売却準備に入るつもりです。
暴落するときは平気で90%くらい暴落するらしいですからね。
つまり「暴落モードに入る直前に逃げ切れるか」というチキンレースに私は参加しています。バブルは崩れる前が一番おいしいのです。うまく逃げ切れるかどうかは、運ですね(^^;
もし逃げ遅れたら、次のバブルが来るまで塩漬けするかも…。

アノマリー的には次のバブルは4年後らしいですね。ビットコインそのものの普及率や信頼性は、向こう10年にかけて上昇し続けると私は思っています。それに伴い、乱高下を繰り返しつつ、長期的には価格も上がっていくのではと。だから買ってるんですけどね。
ビットコインを買ってるからビットコインの未来を信じているのではありません。ビットコインの未来を信じているからビットコインを買っているのです。ここ重要です。
価格予想など基本的に外れるものだけど、ビットコインを買わない人はビットコインが下落すると予想しているわけで、買う人は上昇すると予想しているわけで、要するに、私たちは予想せよと突き付けられているのです。

ちなみに私はビットコインに何の思い入れもありません。投資対象に惚れたら終わりです。ただ予想してるだけです。金さえ増えれば私は満足です。

ビットコイン上昇の理由

なぜビットコインは上昇しているのか。その理由として、4年に1度の半減期、機関投資家がビットコインに気づいた、ビットコインが支払い手段として認められつつある、中国人富裕層がビットコインに資産を移している、etc...諸説ありますが、管理人はドルとの相関性に注目しています。
以前の記事(2020年11月末に執筆)では、ドル安の進行に伴って、ビットコインが上昇したことを述べました。
当時の記事からの再掲ですが、下のチャート(2020年2月~11月)では、ドルインデックスが-6%の下落に対して、取引規模の小さいビットコインは約100%の上昇です。


ところが、その後1か月余りで、ドルインデックスは約1.5%下落し、ビットコインは100%上昇しました。
この1か月間のドルの動きと比較するなら、ビットコインの割高感は否めないですね。ビットコインが正式な通貨としての地位を占めつつあるということは、ビットコインの購入が高レバレッジのFX取引に近づくということですから。

ただしドルインデックスが、ユーロ・ポンド・円など主要通貨に対する為替レートの総合であり、各主要通貨が金融緩和によって軒並み減価しているであろうことを考えれば、ドルインデックスとビットコインの比較はすでに意味を為さなくなっているのかもしれません。つまり「ビットコインは各主要通貨と異なり供給量を増やせないので、ゴールドと同じ安全資産である」という説です。これはビットコインに対して強気の見方ですね。


対数チャート

こちらはビットコインの対数チャートです。

普通のチャートで見ると、ビットコインはバブルですが、対数チャートで見ると、それほどでもないですね。
どちらのチャートを使うかは気分次第です。私はビットコインが上昇すると信じたいときに、対数チャートを使うようにしています(^^♪

最後に、上昇材料と不安材料を簡単に。

上昇材料

・ドル安が進む:
米国が大幅な金融緩和を続けているため、ドル安(対ビットコイン)は今後も継続するというのが大方の見方でしょうか。

・ビットコイン単独の上昇材料:
上にも挙げましたが、4年に1度の半減期、機関投資家がビットコインに気づいた、ビットコインが支払い手段として認められつつある…
これらはすべて上昇材料ですね。

不安材料

・政府規制:
最近の傾向からは、政府規制ニュースが出たときに一時的に下落していますが、上昇材料にすぐ飲み込まれている印象です。
なお長期的な話になりますが、「ビットコインは通貨発行権という国の根幹に挑戦するため、いずれ政府につぶされる」説と、「政府が取引所を閉鎖すると国から資金が流出するため、閉鎖したくてもできない」説と、今後どちらのシナリオが実現していくのか、見ものですね(私は今年中に売るつもりなので関係ないけど)。

・急激なドル高
こわいのは予期せぬ急激なドル高(=ビットコイン安)が訪れ、そのままドル高が進行するパターンですね。向こう2年くらいのスパンでは、起こりづらいとは思いますが…。

  • B!

コメント

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

このブログの人気の投稿

セレクト・セクターSPDRファンドーーS&P500 部門別に投資するETF

【EDV】米国債ETFの買い時を考える【2021年3月版】

外国株式インデックス 長期チャートを見る方法

長短金利差(イールドカーブ)と米株価の相関性

【投資日記 2022/12】今年1年を振り返る、現在のポートフォリオ、来年は円安だけは来ないよね?

【相場雑感 2020/05】米株式市場は曇り空。一方その頃、新興国株は…