投資リターンの目安は年利20% 、またはS&P500越え

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投資するとき、1年間の目標リターンを決めておきたいですよね。

投資リターンは年利何%を目指すべきでしょうか?

長期目線でインデックス投資信託をやってる人と、2~3年くらいの目線で個別株をやってる人とでは、目標リターンも自ずと変わってくると思います。
インデックス投資信託は老後資産を形成することが目的であり、低リスク低リターンの運用を目指します(およそ年利5~10%くらいでしょうか)。
一方、個別株は高リスク高リターンですね。年利100%以上(資産額にして2倍以上)を実現している人も珍しくない半面、大きな損失を出している人も多いでしょう。

どちらも一長一短ありますが、管理人としては、次の2点を投資リターンの目標としています。

・年利20%

・S&P500越え


年利20%を毎年継続できれば、10年後には複利効果でけっこうなリターンとなります。もし100万円でスタートしたとすれば、10年後には516万円となりますね。

複利20%/年資金利息
1年目100万円20万円
2年目120万円24万円
3年目144万円29万円
4年目173万円34万円
5年目207万円42万円
6年目249万円50万円
7年目299万円59万円
8年目358万円72万円
9年目430万円86万円
10年目516万円103万円

もちろん上記の計算は皮算用に過ぎません。
投資の天才ウォーレン・バフェットが毎年20%を達成して伝説となったわけですが、凡人の私にはまず無理だと思っています。
あくまで目安として、年利20%を達成できれば御の字だと考えています。それ以上のリターンは目指していません。
最近の管理人は、今をときめくテスラやクリエネETFのバブルになんとか乗れていますが、どうしても個別株やテーマ型ETFに手を出すと欲に目がくらんでしまい、いつか必ず訪れる暴落に対して無防備になってしまいがちです。なので自らに対する戒めとして、年利20%以上はとれればラッキーくらいに考えています。

2020年は相場環境が良かったので、どの株を買ってもリターンは得られたと思いますが、相場環境が悪い時期であれば、よほどリスクを取らないと、年利20%は難しいでしょう。
そこでもう一つの目安として、S&P500越えを目標に挙げています。
もし、米国の代表的な株価指数であるS&P500が年間を通じてマイナス成長であれば、私の年間リターンもゼロ%程度であれば良しとするつもりです。最低限、S&P500を上回っていればOKです。
が、もし仮に、S&P500が10年連続マイナス10%を記録したとして、私の資産が10年連続マイナス5%で喜ぶのも間抜けなので、年利20%S&P500越えの2つをにらみつつ、年間リターンの目標を立てているのです。


●付記
管理人の直近1年のリターンは25%。一応、目標は達成しています。テスラとクリエネのおかげですね。
ポートフォリオの中心は石油株ですが、徐々に流行の銘柄(21年初現在だと、EVやクリエネですね)の保有比率を増やしています。
今のところ、プチ暴落に備えつつ流行の銘柄に乗っかるミーハー戦略が功を奏していますが、こんな相場がいつまでも続くとは思っていません。とりあえず米FRBが金融緩和を続ける2022年末までは、ミーハー戦略で行けそうな雰囲気がありますが(ですよね?)、アメリカが金融引き締めに転じて以降の戦略を今のうちに練っておく必要がありそうですね。

ひとつの案として、ボロ株に手を出してみようかな~と考えています。
いわゆるボロ株やペニー株の株価が、業績や相場環境に関係なく人為的に動くのだとすれば、アメリカの相場環境全体の調子が悪いときは、投資先の候補となるのではないかと…。
適当に売買すると大やけどしそうなので、今はまだ身銭を切らずに監視だけしていますが、いずれ記事にしてみます。


ちなみにこちらの記事では、googleスプレッドシートでポートフォリオを管理する方法をまとめています。


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