投資日記2020年8月 今年の投資状況を振り返る~~投資タイミングは良かったが、セクター選びに失敗~~
今回は、今年の投資状況を振り返ってみます。
要するに、自慢風の自虐です。逆にいえば、自逆風の自慢です。
そんなわけで日米の株式市場ですが、2020年8月、アメリカS&P500、日経平均ともに、コロナ前に復帰しましたね。
※画像出典:google
そして私の年初来リターンは5%に達しました。
これを少ないと見るべきか、多いと見るべきか…。
サルでも稼げるバブル相場にいまいち乗りきれてないと見るべきか、それとも3月のコロナショックを経験したにもかかわらず、そこそこ健闘してると見るべきか…。
今年の私の投資を振り返ってみると、成功した点もあれば、失敗した点もありました。
まず成功した点は、投資タイミングです。
2019年8月、アメリカで逆イールド(長短金利差の逆転)が発生し、いよいよリセッション(景気後退)入りか、と話題になりました。その時から私は、キャッシュの割合をほぼ100%にして、来たるべき暴落に備えていました。
そして今年3月に訪れたコロナショック。満を持して、株式の購入を開始しました。「実体経済と株価が乖離している」という意見もあるなか、数か月かけつつ、果敢に買い向かうことができた私に盛大な拍手を送りたいですね。
失敗した点は、セクター選びです。
当初、新型コロナウィルスの影響を楽観視していた私は、真っ先に米航空株を購入しました。
私が購入を開始した3月10日の時点で、すでに航空株はかなり値下がりしていましたが、その翌日にWHOがパンデミック宣言を行い、またアメリカが入国制限を行うなど諸々ありまして、航空株はさらに下落を続けました。
その後、5月末ごろにようやくハイテク株の優位性に気づいたので、残りの投資資金をネットフリックス、テスラ、テラドックなどハイテク株につぎ込みました。
ハイテク株は結構なリターンを叩き出しており、現在のトータルリターン5%は、ほとんどハイテク株のおかげです。
航空株でマイナス。ハイテク株でプラス。合計すると少しだけプラスという感じですね。
航空株を中心とするバリュー株投資を続けようとしていた自分の過ちに気づき、途中で軌道修正できる柔軟性に、我ながら盛大な拍手を送りたいですね(#^^#)
そんなわけで、私が保有する米航空株は結構な含み損を抱えています。が、8月末現在、航空株など運輸・観光業界の株価は上昇しつつあるので、頃合いを見計らって売却できれば、と考えています。
米航空大手の倒産リスクについては、今年に関してはあまり心配していませんが(政府融資の継続が期待できるため)、来年以降の保有継続はちょっと怖いですからね。
最後に、今後のプランを簡単に。
・現在のハイテク株バブルがいつ崩壊するか不明だが、ハイテク株の上昇トレンドが続く限り、素直に上昇トレンドに乗っかるのが得策である。
このように私は考えています。
つまり、「○日後にバブル崩壊するか」を予測できず、かつ、「バブルが崩壊するまでの期間は、ハイテクセクターは上昇し続ける」と思われる。
したがって、航空株を売却して得たキャッシュは、テスラやGAFAMなど、今をときめくハイテク株につぎ込むのが得策かなと考えています。ただし、ハイテクバブルがいつ崩れるかは予測不能なので(明日かもしれません)、ハイテク株に関しては、現在株価マイナス10~20%の価格で逆指値売り設定が必須かなと思います。
ちなみに4月の原油急落のときに、XLEなど石油会社の株を購入しています。こちらは数年間の保有を見込んでいるので、成否を問うのはまだ時期尚早かなと考えています。
・評価損益は、現在保有中の株式の含み損益のこと。
・合計損益は、売却済みの株式(現金化したもの)を計算に入れている。
・今月から損益の表示法を0%基準に変えてみました。
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