ペニー株は指値売りと逆指値売り、いずれが有利か?
今回はいつにもまして間口の狭い記事です。べつに読まなくていいです…。
2020年4月初現在、KOPN、MARAなどの中小ハイグロ株やペニー株は上がりきらず下がりきらず、その結果、スイングトレードに有利な相場環境になっているようです。
スイングならば値幅を自分であらかじめ予測したうえでトレードすることになるので、必然的に「指値買い→指値売り」となりそうです。
というわけで、逆指値売り戦略と指値売り戦略について、つらつらまとめてみました。
①逆指値売り戦略
安値で仕込んで噴火を待つ場合、予測に反した下落時に逃げられるように逆指値売りは必須。株価上昇に合わせて逆指値売り価格を上げることによって、リスク管理しつつ、株価上昇をどこまでも追尾できる。
②指値売り戦略
自分でチャートから値幅を予測して、「安値で指値買い→高値で指値売り」する場合(いわゆるスイング)、予測に反した下落時にナンピンで手当てするための現金余力が必要。そしてさらに下落が続くなら、損切りもやむを得ない。よって大量買いは禁物。
これはリスク管理の話で、逆指値売り戦略では逆指値売り自体が急激な下落に対するリスク管理となります。一方、指値売り戦略では、別の方法でリスク管理する必要があるってことですね。
また逆指値売りだと予期せぬ株価暴騰にどこまでもついていくことができますが、指値売りだと利確後の暴騰を指を加えて見る羽目になります。
こう書くと、なんだか逆指値売りはいいことずくめのようですが、実際はなかなか上手くいきません。タイトな逆指値売り設定だと(現在株価マイナス5%くらい)、上昇トレンドにおける一時的な下振れで振り落とされるし、ルーズな逆指値売り設定だと(現在株価マイナス30%くらい)、あくまで万が一のためのリスクヘッジのつもりであってまさか刺さる訳ないとタカをくくっていたら本当に刺さってしまい、結構な損失を食らったりします。とくにKOPNなどボラの激しい銘柄の場合は、数日で30%動くことは普通にありますからね。
そもそも私の愛用しているSBI証券の米国株で指値と逆指値を同時に注文できるなら、こんなことで悩む必要ないんですけどね。ではまた。
(2021/04/11 誤記修正)
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